口呼吸・片噛み・寝相の3クセ
口呼吸・片噛み・寝相のしつけを意識したことはありますか?実はこの3つのクセはひとまとめにつながったもので、容姿や健康にも影響があるのです。
- 1.口呼吸
- 顔の形と姿勢も食事の食べ方や呼吸法で影響を受けます。特に口呼吸は免疫系器官(扁桃リンパ輪、胸腺、骨髄など)に悪い影響を及ぼします。口呼吸はスポーツなどでしばしば身につけてしまいますが、鼻炎やアデノイドのほか気道の炎症のもとになったり、時には悪性リンパ腫や白血病の原因にもなります。体育ではことのほか鼻呼吸を守るよう注意が必要です。
- 2.片噛み
- ほとんどの人が片側で噛むクセを持っていますが、これは、眠る時の姿勢と口呼吸を連鎖して、顔の左右の違いや背骨の曲がりにつながります。片噛みは、顎関節の痛み、習慣性の顎はずれ、歯の伸び出し、歯の揺れや歯槽膿漏を生じ、顔の変形や口腔粘膜疾患さえも起こしてしまいます。
- 3.寝相
- 横向きやうつ伏せでなければ眠れないという方もおおいかと思いますが、これは歯型と顔と脊骨がつぶれるおそれがあります。また、枕が高いと口呼吸になりますので、枕をなくすか、低いものに変えて、真上を向いて寝ることで早呼吸と安眠が得られます。睡眠時間も子供では9~12時間、大人でも8時間は必要なのです。
食べる時は両方の歯でよく噛み、普段の生活で鼻呼吸を意識し、眠る時は正しい姿勢で充分な睡眠を取ることこそ、健康の要と言えるでしょう。