ミニ知識

むし歯の進み方

自然には治らないので早めに治療を!
むし歯の進行状態は4段階に分類されます。みなさんも学校や歯医者さんでC1、C3という言葉を聞いたことがあると思います。あれが、むし歯の進行を表す表現です。むし歯になったら元には戻りません。自然治癒はありえません。むし歯は放っておくとどんどん進みます。できるだけ早く治療を受け、C4などの状態にしないように気をつけて下さい。

○C1:エナメル質がおかされ、小さな黒ずんだ孔があきます。自覚症状はなく、専門家の目で発見されます。この段階で治療を受けるのが一番良いです。

○C2:象牙質までむし歯は進行。冷たい物がしみ、痛みの自覚症状が出てきます。さらに進むと熱い物がしみるようになります。

○C3:【歯髄(しずい)】(神経)まで進行。炎症がおき、激しい痛みにおそわれます。

○C4:歯根だけになってしまい、歯髄は死んでしまいます。痛みは感じなくなり、歯根の先に膿がたまります。治療は難しくなります。