ミニ知識

むし歯はどうしてできるの？

食べ物のカスに住み着いたむし歯菌が歯を溶かします。
歯の病気の中で一番多いのがむし歯。日本人の約90%以上がむし歯にかかっています。むし歯は誰でもかかっているために軽く見られがちですが、一度むし歯になったら自然のままでは決して元には戻りません。治療を受け、それ以上進行しないようにするしか、歯を守る方法はありません。むし歯ができる原因を知り、予防をこころがけることが大切です。あなたの少しの努力で、いつまでも健康な歯を守ることができます。

○むし歯をつくる４条件

むし歯を、歯の表面についた【歯垢（しこう）】（クラーク：食べ物のカス）に、むし歯をつくるミュータンス菌が住みつき、糖分を栄養にして酸を出します。この酸は歯の表面の硬いエナメル質を溶かし、その部分に孔をあけます。これがむし歯のはじまりです。

＜むし歯の４条件＞

○むし歯は予防が第一

むし歯の原因は分かっていますから、この４条件をクリアーすることがそのまま予防につながります。食事後３分の間に歯磨きを励行するのは、時間の経過にポイントをあてた対策です。そして歯垢は毎日の正しいブラッシングで取り除きます。　あとはあなたが、毎日の食生活から甘いものを除くようにしていけば、むし歯の引き金が絶たれ、よい結果に結びつくでしょう。

◇あなたの大切なかけがえのない歯のために、一度生活を見直してください。